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義務教育問題その56

『コミュニケーション力は教科を超える!! 人との関わりって本当に大事。』

 

 

 

今年度、私は4月から新学級を受けもっています。

今年は、子どもたちは変わらず同じ集団で、担任のみ入れ替えでした。

 

すでに既存のルールや風土が作られている中で、2か月間彼らと生活を共にし、1年間の計画を立てます。

 

 

『集団のなかで、どのように1人1人を成長させるか。』ということが私のしごとです。

どの子も、本当に素敵です。
そして、1人1人違う個性の持ち主ですから、その良さを探すのも、また私のしごとです。

それが見え隠れし、見つかった時は、とても嬉しい気持ちになります。

 

集団には、見える問題と見えない問題が必ず潜んでいます。

子どもたちの問題の多くは、コミュニケーション、人間関係の問題に集約されることが多いです。

様々な状況によって、関わり、相手の想い、立場を推測したり、感じたりしてコミュニケーションを図ることはとても高度な能力です。

 

このコミュニケーションを軸として、トラブルを見ていくと、如何に現代の子どもは異なる他者と関わる時間が少ないかが顕著に現れます。

また、異年齢の人と関わる時間もほとんどありません。

 

 

新しい学級を受けもつことは、見えにくい問題をいかに顕在化していき、よりよく改善したり、よい価値付けをしたりして、新しい風を吹かせるでもあります。

彼らの想いと、私の想い、そして、親の願い。
現場の実態。

 

その調整を行いながらも、1つ、確信に変わることがあります。

 

 

それは、『1人1人の成長には、必ず他者の存在が必要である。』ということです。

人との出会いは、自分を成長させます。
異なる他者との出会いによって、繋がりや共通の目標を見つけ出します。

同じ経験をつみ、同じ時間を過ごす仲だからこそ、言える言葉もあります。

 

自分のよさに気付かせてもらえる相手は、あなたにとって最高のパートナーであり、友人だと思います。

あなたのよさをひき出してくれる存在は、あなたの豊かな生き方に直結するでしょう。

 

 

 

しかし、この集団は、永遠に続くことはありません。

これから一生、自分という存在とは、離れられないのですから、自分を好きになり、自信をもち、なにかできそうな気がする。

そんな、目には見えない予感、自分への期待を、今、彼らには育んでほしいです。

 

健康で、健全に育つ子どもの思考は、健康な環境から生まれます。
それは、自ずと、表情や目に表れます。

一か月もすれば、子どもはすぐに変わります。

 

この晴れやかな表情を、曇らせるもの、晴れにするのも、また自分自身であるのです。

 

だから、私は、自分の心を如何なる状況においても、晴れやかにしておくこと。

それも私のしごとです。