この記事は、義務教育に疑問をもつ人のために書かれたものです。
あなたが見つけたその小さな疑問は、自身の自律した学びを継続させていくためのエンジンになるはずです。

教育には、本音と建て前があります。
このシステムに安住せず、次世代の教育のへ移っていくことを私は見据えています。

 

『そうだ!分かる人には、分かる!』という思いで綴ります。

では、本題へ。

 

義務教育問題その46

『AIが次世代の教育をつくる?今後、このような教室未来図が巷に溢れます。』

AI、ロボットが教室空間に入ることについて、児童にとってどのような影響を及ぼすのかについて、
自分になりに考えたことを以下の4つの記事で記しました。

そんな、全国貸し出し中のロボットが活躍しているそうです。 (・・・?)
(以下、佐賀新聞)
プログラミング教育の実際『282校に2000台の人型ロボットは、何を意味するのか』

なぜプログラミング教育の必修化が見通され、人型ロボットが学校に無償で提供されるのか?2つの目的

プログラミング教育支援小中学校に3年間のロボット無償貸し出しは、社会貢献?!

発達障害をロボットで支援し自己肯定感高める実験の危険性。

読者のみなさんには、何の目的で?どんな理由で?と、
考えながら、読んでいただけたらと思います。

 


http://武雄市の小中学校 プログラミング教育始まる ペッパーに言葉、動きを指示 2017年05月18日 08時09分

以下、佐賀新聞引用(本文・写真)

自分たちがプログラムした通りに言葉をしゃべるかどうか、Pepper(手前)を見つめる子どもたち=武雄市の武雄小

■IT活用、論理的思考育む

 武雄市の小中学校で、ソフトバンクグループから無償貸与された人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用したプログラミング教育がスタートした。言葉をしゃべらせたり、動きを加えたり、パソコンで多様な指示を出すことができる。コンピューターを動かす論理的思考を育て、IT化する暮らしの仕組みに理解を深める。

武雄小では17日、5年生の公開授業が行われた。「簡単なプログラムをつくってしゃべらせよう」をテーマに、4~6人の6グループに1台ずつペッパーがつき、児童たちはパソコンを通じて操作した。

言語を日本語に設定し、しゃべらせたい言葉を「Say」というボックスに入力した。話す速さは調節でき、語尾に「?」をつけると最後の音程が上がるなど、話し方も変えることができる。「こんにちは」「ソフトバンク日本一」などと入力したボックスをパソコン上でつなげて発声させ、聞こえやすいように工夫した。「言葉の間をあけた方がよかった」「速すぎた」など課題も上がった。

市教委は「プログラミング言語を学ぶのではなく、プログラミング的思考を育む」と説明する。規則に基づいて論理的に動かし、調整して課題を解決する能力を身につける。授業は今後、「動きを加える」「タッチセンサーで動かす」と展開していく。年間6時間程度を予定する。

ペッパーはソフトバンクグループが今春、全国の小中学校282校に約2千台を貸与した。期間は3年間で、佐賀県では武雄市立の小学校11校、中学校5校に105台が配置された。授業用のプログラムも用意されている。

(以上、引用)


どれだけ、学習指導要領で具体的に文言として記されていても、実際の実践者、映像、写真をみる方が人間は、イメージしやすいです。
これから、ますますこのような絵図が巷に溢れることは予想されます。

なぜなら、教育改革に行きつくには、教師と親への常識づくりが一番、重要になるからです。

このロボット、AI,プログラミング教育によって、論理的思考を育むことは残念ながらできません。
義務教育でそれが可能ならば、すでに、世界中で広がっているはずです。

子どもの思考停止と、感性の鈍化、人間との関わりの減少、
人の精神、心は育まれることなく、思考中心で大量の同化した人間育成に貢献することに繋がります。

活用のタイミング、活用場面、状況に応じて行うのではなく、
6歳から9年間と義務教育化してしまうことに問題があると私は思います。

「プログラミング言語を学ぶのではなく、プログラミング的思考を育む」

新学習指導要領で、人が主体的に、対話的に、そして、深く学ぶ子どもを育成したいと言いながら、
ロボット導入推奨は、環境構成自体、間違っています。

もし、もしもですよ。

本当にスタートするならば、もっとも、教師の理解と解釈が必要です。
使いこなせない環境にどれだけ予算をつけても、価値が発生しないからです。

ICT化、AIに向けて着々と準備をしている教師が、全国にどのくらいおられるのでしょうか。

一部の人間だけが機能できる環境下にあり、あとは、数十年かけてやっと、根ざしていくには、
AIという常に変わりゆくものをテーマとすることに疑問をもちます。

本当に子どものためですか?

人のためですか?

違う目的があるのですか?

物理的な環境改革が生み出す実験は、物質的な箱だけが残り、中身は何も伴わないという状況を生み出さないでしょうか。

何のための教育か?

 

5年後には、気付けば、勝手に、身動きができないくらいに、変わっている。

だから、気付かないうちに、進められ、そうせざるを得ない状況にさせることは目的ではないですか?

きっと、そうなってしまいます。

以下、参考にしてください。

AIと教育について、以下記事にまとめたものを、一覧にしたものです。☟

2020新学習指導要領「深い学び」の解釈。多角的に見る視点と 決めつけ思考からの脱却

2020教育改革IQを追い求めてきた義務教育から「深い学び」に転換!人工知能と学習指導要領改訂

【AIと義務教育】教育改革で人工知能が担う役割とは?『ロボット化現象は昔から続いてきた。』

AI時代の人材育成「AIの学習手法を人間に応用した教育」の教育システムを危惧しています。

義務教育問題その25『1人1台タブレット?なぜ、授業風景をメディアで取り上げるのか。』

義務教育問題その24『授業風景を宣伝し、CM化するニュースで教育の常識は作られる。』

日本の教育から天才が生まれない理由『新学習指導要領とSTEM教育・プログラミング教育の繋がりと目的』

プログラミング教育の実際『282校に2000台の人型ロボットは、何を意味するのか』

AIと教育改革の10年後『子猫と人間の赤ちゃんがタブレットで遊ぶ姿を比較して分かる共通点。』

なぜプログラミング教育の必修化が見通され、人型ロボットが学校に無償で提供されるのか?2つの目的

2020年までに「1人1台タブレット」今、現場で行われている危険な人体実験の背景