この記事は、義務教育に疑問をもつ人のために書かれたものです。
あなたが見つけたその小さな疑問は、自身の自立した学びを継続させていくためのエンジンになるはずです。

教育には、本音と建て前があります。
その本音に気付き始めた人は、1つの義務教育の問題から自分が生きる上での学びになり、新たな価値へと変わるかもしれません。

『そうだ!分かる人には、分かる!』という思いで綴ります。

では、本題へ。

 

 

義務教育問題その18『小中学生212万人に全国学力テストを実施する理由』

 

18日、全国学力テストが実施されました。

 

この学力テストや、類似した学校で行われるテスト(評価)を実施するのはなぜでしょうか。

本記事では、過去のいくつかの記事を参考にしながら、お話したいと思います。

まず、読者のみなさんに質問です。

この結果が、子供に還元されると思いますか?

子供に、競争心を生むだけでしょうか?

 

いいえ、全国学力テストが位置づけられているのは、そのような単純な話ではありません。

今、日本は、少子化、不景気と言われながらも、塾業界が伸びているのは、親の意識がそこに向けられ、投資されている結果です。

日本の義務教育は、このような教育の補完機関によって、強められ、補われています。これが、事実です。
(下記参考記事)
子どもの教育資金に不安75%の親『日本の義務教育は家庭の私費負担によって支えられています。』

そもそも、「塾でやればいいのに学校にいくのはなぜ?」と純粋に疑問をもつ子供もいます。
成長期の子どもたちが多忙で、睡眠時間が奪われていることは、今後益々、『国民の健康』という点で近い将来、大きな課題として圧し掛かると思います。

一方で、日本の教育が、平等とうたいながらも、それは決して平等という概念ではなく、
しっかりと2極化が進んでいることも、現実問題として直視しなくてはなりません。
(下記参考記事)
教師と親の役割「生活保護の母子家庭4人に1人心身に疾患」

話しを全国学力テストに戻しますが、それらを実施する目的は、主に2つあります。

1つは、教師も、親も、子供にも、『正解があることをインプットし、同じようにアウトプットできる能力』の育成に繋げるためです。

もう一つは、『自分のもつ能力は、他者がはかるもの。』という認識をもたせるためです。

 

このような学力テストの延長線上にある義務教育制度は、人が生まれてきて本来の能力を発揮することなく、
生きる希望までも、失う結果に繋がっています。
(下記参考記事)
義務教育問題その2『日本の若年層の自殺者世界一を生み出し続けている義務教育』

なぜ、日本だけ若年層の自殺率が伸び続けているのでしょうか。
その根本的な理由は、「義務教育」にあるのではないかと疑うのは、私だけでしょうか。

この学力テストの結果は、義務教育において、一体だれのための、何のための時間とお金なのでしょうか。

 

日本の教育は、どのような道を通っても、結局は数字ではかることのできるものでしか人を評価しません。

今、日本の教育界で言われている『優秀』な人とは、『従順』な人のことを言います。

私たち、親、教師、子供が、『生きる上で何が大切か、何に価値をおくか』をもう一度、考えなおすには、もう、手遅れなのでしょうか。

そのくらい、私たちが子供に教育していることの中には、多くの『問題』があり、
それが『常識』とされていることが、『問題』なのです。

 

今日のポイントの整理!

 

学力テストを行う目的は、
教師も、親も、子供にも、『正解があることをインプットし、同じようにアウトプットできる能力』の育成に繋げるため。
2つ目は、
『自分のもつ能力は、他者がはかるもの。』という認識をもたせるため。

 

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