いきなりですが、質問です!

皆さん、『天才』と聞いたら、誰を思い浮かべますか?thinker-1027594_1920
そして、どんな人のことを言うと思いますか?

例えば、アインシュタイン、ダヴィンチ、パスカル、ゲーテ!
次々に、浮かぶでしょう。

そして、誰もが父親、母親になった時に、我が子の成長に
『うちの子は、天才かもしれない。』
と本心のうちに思ったことでしょう。

しかし、時が経てば、しつけや学校の規律、成績基準に当てはめることで、
『だめだ、この子は、発達障害かもしれない。』と疑ってしまう親御さんが多いように感じています。
いや、正確に述べると、そのように煽っている教育界や社会の常識があります。

そのリアルな危険性については、下記の5つの記事で述べていますので、参考にしてください。

義務教育制度で「発達障害」という概念を作る本当の理由
教師の意識改革!どのようにして発達障害を教育現場に普及させたのか
通級の児童生徒数増加は異常事態!特別支援教育のからくりと実態
ADHDの診断は間違いであり診断された子が置かれているリアルな教育環境
今、特別支援教育の支援学級で起きている教師と児童のリアルな現状

上記の記事を読んでから、本記事を読んで頂きたいのですが、
要約すると、『発達障害』という概念は、ある種、間違った捉え方をされている点があります。

結論から言うと、『医療で診断され、カテゴライズして、数値を出し、名称はついたけれど・・・????』

 


 

この状況が、今のリアルな教育現場の実態です。

 

つまり、その先の『どうしていけばいいのか。』という指導や支援までには、ここ数十年至っていないのです。

ですから、私は、そこが明確(個別の差があることは承知の上)になっていないのに関わらず、
これほど、多くの児童を(グレーゾーン)も含めて診断していくことは、異常事態であり、
何か、別の目的があるのではないかと思っています。

例えば、この人(診断者)からは、そういわれたが、別の者に聞くと、異なる解答だった。
ということも、あり得るのです。


また、このブログ『義務教育問題』を日々書く中で、日本には、このような『天才』が育つ環境がないことに
私は、気付きます。

拍車をかけるように、メディアでは、大人の発達障害という概念まで出始めましたね。

だからこそ、私が親ならば、メディアや世の中の風潮に流されずに、判断し、選択肢、考えていくことを
第一に考えたいと思います。

ここで、悩み、考えておられる親御さんが、きっと、全国に潜在的にも多くいらっしゃるのではないかと思うのです。

 

今の日本の教育の主眼が、『良い姿勢、良い成績、正確な技能』を身に付けることに終始し、
『全員が同じことをこなすことが集団であり、それが平等である』と言われます。

例えば、より具体的なことを述べますと、40人で一斉に1つの問題を解いているとします。
想像してくださいね。

本来であれば、誰一人、同じようなプロセスは踏まないということが、リアルな子どもの姿です。

しかし、学校は『指導と評価の一体』という概念が昔から定着しているため、
全員が同じように、解を出し、同じもので図らなくれば、評価して、点数化することができません。

これが、学校の特徴です。
まず、天才だったら、退屈するでしょうね。

子どもは、「退屈」だなんて言いません。
だから、それを身体で表現するのです。
そこに、自分がいる意味が分かり、目的がはっきりをしているならば、集中します。

もし、我が子が、『誰かと比べて〇〇』『基準値に比べて〇〇』と気になるようなら、
得意としていることが、必ずありますから、そこを伸ばすように心掛けてください。

『発達障害』と、診断された場合の指導法は、『皆と同じようにできるように苦手なところを克服する。』
という観点で行われます。
理由は、いずれ、その子も、通常学級に戻ることを意識して行われるからです。

 

しかし、現場に浸透して、数十年が経ちましたが、一向に、その指導が花開くことはないのです。

私のように現場に居続ける教師には、簡単に理解できます。

子どもは、すぐには成長しないということ。
それは、自分の意思で、自分のリズムで、自分できっかけをつくって成長するということです。

 

私が日々関わっている子どもたちから学んだことであり、リアルな子どもからの訴えの言語化できない
意思だと思い、素直に、耳を傾けていただければと思います。

 

では、どうすればいいのか。

 

私は、私たちの『教育観』『児童観』を変えるべき時がきているのだと認識しています。

子どもたちは、もともと無限の可能性を秘めています。
これは、嘘ではありません。

どうか、我が子を信じてみてください。

では、具体的にどうしたらいいのか。

そう急がないでください。これは、皆が聞きたいことであり、求めています。

それは、子どもとの対話によって、独自のカリキュラムと気付きの過程を大切にしてほしいですが、
3つだけ、ヒントをお伝えします。

①いいところを見つけるために、よく観察する。(口を出す前に見守る。意思を尊重する。)

②自分で気付いたときに価値付ける。(具体的な言葉で、子どもが自分を振り返る時間にする。)

③他者と比べない。(ケースバイケースですが、競争はOK、比較はNG。)

 

そして、何よりも、あなた自身が、今の『教育観』に依存していたら、
今の小中学生、園児幼児、乳児は、育てられません。

新しい『子育ての常識』と『教育の価値観』で、我が子を育てること。

それが、私たちに今、できることです。


もしも、困っていることや、悩みがあれば、メールください。
返信できない場合もありますが、一緒に、考えていきましょう。

あん


http://発達障害の子どもの支援不十分 文科省などに改善勧告

2017.1.20NHK

コミュニケーションがうまくとれないなど発達障害のある子どもへの支援の現状について、総務省が初めて全国の学校や保育所の抽出調査を行った結果、学習指導要領などで定められた支援計画が、半数余りで作成されていないことがわかり、総務省は文部科学省などに対し、改善するよう勧告しました。

発達障害をめぐっては、平成17年に、支援の在り方を定めた発達障害者支援法が施行され、その3年後には学習指導要領などで学校側が子ども一人一人に対する長期的な支援計画を作成することが定められました。

総務省行政評価局は法律の施行から10年となったおととし、19の都道府県の合わせて116の学校や保育所などを抽出して支援の現状について初めて調べた結果、半数余りで支援計画が作成されていないことがわかりました。

支援計画では、学校が子どもや保護者と話し合いながら支援の方針などを具体的に決めますが、調査では、計画がなく継続的な支援が受けられなかったことで、いじめや不登校につながったと見られるケースもあったということです。

背景には、計画の重要性に対する学校現場の理解不足などがあるということで、総務省は文部科学省や厚生労働省に対し、取り組み状況を改善するよう勧告しました。

高市総務大臣は記者会見で、「それぞれのライフステージを通じた切れ目のない支援につなげるよう、一層の取り組みを求めたい」と述べました。

 


http://子どもの発達障害、初診待ち最長10カ月 総務省が改善勧告

2017.1.21 朝日新聞

総務省行政評価局が、発達障害のある子どもの診断をしている医療機関の受診状況を調べた結果、半数以上の機関で初診までに3カ月以上待たされていることがわかった。中には約10カ月以上待たされる機関もあった。総務省は20日、厚生労働省に改善を勧告した。

 行政評価局は昨年8~11月、子どもの自閉症やアスペルガー症候群注意欠陥・多動性障害ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害を診断できる医師がいる全国約1300の医療機関のうち、主要な27機関について調べた。

 その結果、高校生以下の受診者が初診を受けるまでにかかる期間は、1カ月以上3カ月未満が6機関、3カ月以上半年未満が12機関、半年以上が2機関あり、そのうち1機関では約10カ月かかっていた。

 初診を待つ子どもの数は10~49人が9機関、50~99人が4機関、100人以上が8機関だった。

 学校側への調査では、中学校の教員の勧めで保護者が生徒を受診させようとしたが、予約から受診までに数カ月かかると医療機関に言われてあきらめたケースもあったという。

 医療機関からは、現行制度について「子どもの発達障害の診察には長時間かかるのに、診療報酬が短時間の診察しか想定しておらず実態に合わない」などの意見があったという。行政評価局専門医や専門的医療機関が不足している」として医師や機関の確保を急ぐよう厚労省に求めた。

 厚労省障害児・発達障害者支援室は「発達障害の診断ができる医師を、かかりつけ医などへも広げるための人材育成に一層努めていく。診療報酬の見直しも検討していく」と説明している。