女の子のハナシ シリーズ。

生理ー「高崎市高校生・新生児死体遺棄逮捕」を受けて。
女の子のハナシー恋愛ー「女性の婚姻年齢18歳へ引き上げ」を受けて

今回は「働く編」で「社会で働くこと」についてお話しています。
社会で働くことのハナシ
①新任教師過労死ライン超え②電通女性新入社員の過労死を受けて

昨日の記事では、リアルな働くことの意味と現実について考えてきました。

本記事では、

「人は一人では生きられない。
集団になると決まりは必要なの?」ついてお話していきます。

現実の「働く」ということについて知り、
未来の「働く」を、全国の子どもたちに私は考えてほしいと思っています。

 


 

 

人は一人では生きられない。
集団になると決まりは必要なの?

 

人は集団になると、
一定の規則がなければ生きていけないのでしょうか。

人は一人では生きてはいけません。
だから、皆それぞれの役割や職種に分けて働きます。

そのなかで、必ず集団や共同体が作られます。

あなたから始まり、
家族、地域、社会、国、世界と年輪の環のように広がっていきます。

学校だけでも、多くの規則があるのに、社会に出れば、
ますます規則が増えていきます。

 

人は、集団になると誰かが決まりを作って監視していく
必要があると思い込みます。

しかし、本当は、そうではないことを誰もが解っているのです。

 

 

先日、学級会の話し合いで、子どもたちが意見を交わしていた時のこと。

ある議題について、決まりを作るか作らないかとなった時、
1人の子が「こういう決まりを作ったらどうか」と提案していました。

しかし、もう一人の子が
「1人1人が意識したら決まりはいらないんじゃない?」
と言い、それに賛同する子どもが複数いました。

結局、少数の両者の意見も出し合い、考えた結果、
決まりを作らずに一人一人が高い意識をもって生活することに決まりました。

そのようなやりとりを7,8歳の児童が、自分たちで進めているのです。

大人になればなるほど、決まりを作りたい人たちが多いようですが、
子どもたちの純粋な思考は、決まりを作らなくても健全に生活できるという
結論に至ったようです。

社会に出ることは、自分とは異なる集団に属することになります。
その集団には、文化や風土が存在しています。

 

しかし、その決まりは、違う集団や共同体に移れば、また変わるということを
まず知っておくことです。

どこの組織に行こうとも「君は君のままでいい。」
私はそう思います。

その組織の一部になるなんて無理な話です。

皆、生きる価値観は違います。
互いにそれを尊重すればいいのです。

それほど、難しいことでしょうか。

余計なお節介をかける人ほど、相手のためになっていないことを
今すぐ、気付いた方がよいのです。

 

 

君が、これからどのように生きて、何を成し遂げたいのかと
よくよく知恵をしぼって考えてほしい。

それは、自分にしか分からないことかもしれないし、
誰かが導いて発見してくれるかもしれない。

その機会をつかむのも君次第。

人は、その組織に居続けると、それが常態化していく生きものです。

生きにくさを感じていても、君が生きやすいと感じる方向へ
自分の環境を自分の意志と言動で変えていける。
それは、誰もがもつ使命であり、誰もがぶつかる壁であり命題です。

それが、人生のうちの最大の学びであり、勉強だと、私は思います。

だから、学校で学ぶことはその命題に向かうためのほんの一部であり、
むしろ間違っていることから、君自身が疑問をもち、考えて行くための
材料集めにしかならいないのです。

そこに、正解を求めてはならないし、正解も多角的に見れば、
不正解にもなるのです。

 

 

 

自分に正直に生きることは、この社会では少し難しいのかもしれません。
けれど、それも学習であると私は思います。

今、自分のいる場所にどっぷりと漬かることはなく、
片足を上げるか、必ず水面に出てきてあたりを見渡し深呼吸するくらいの
余裕を持ち続けてほしいのです。

日々生きるなかで、空を見上げたり、秋の風を感じたり、
旬の食べ物がおいしいと感じたりすること。

そんな変化に気付くことが健全な証である!

それから、君自身が今の現状を笑いとばせるくらい大物になること!

私は、心からそう信じているし、
君に、エールを送り続けたい。

あん


【参照】

http://新人教員「過労死ライン」超え 部活指導が負担 名古屋
2016.8.23 朝日新聞

『今年4月に新たに着任した名古屋市立中学校の新任教諭の「残業時間」が、月平均で100時間に迫ることが愛知県教職員労働組合協議会(愛教労)の調査でわかった。国が定める「過労死ライン」(月平均80時間)を超えていた。主な要因には、部活動の対応などがあるという。

愛教労が22日、発表した。市立中の教諭はパソコンで出退勤時間を記録しており、市教委が行った初任者研修会の対象者65人全員分のデータを愛教労が分析した。勤務時間(午前8時15分~午後4時45分)以外の在校時間を「残業」と見なした。

月別平均は赴任直後の4月が93時間、5月が89時間、6月が98時間で、毎月20人以上が100時間超だった。最多では4月に177時間、6月に197時間の教員がいた。ほとんどが部活顧問を担当していた。

厚生労働省は、1カ月間に約100時間、または2~6カ月間に1カ月あたり平均で約80時間を超える時間外労働(残業)をした場合に、脳出血脳梗塞(こうそく)などの過労死の危険性が高まるとしている。

愛教労が昨年度の新採用104人のうち25人を抽出して調査したところ、新任の昨年度の「残業」は月平均91時間だったが、2年目の今年度になると月平均で100時間を超えており、さらに負担が重くなっていたことも判明した。

愛教労の岩澤弘之議長は会見で「学校が『ブラック職場』になっている。これではいい教育ができない」と指摘している。(増田勇介、佐藤英彬)』


http://「いのちより大切な仕事はない」 電通過労死社員の遺族
2016/10/8朝日新聞
http://電通・東大卒女性社員が過労死「1日2時間しか寝れない」クリスマスに投身自殺
2016/10/8産経新聞
広告大手の電通に勤めていた高橋まつりさん=当時(24)=が昨年12月に自殺したのは、直前に残業時間が大幅に増えたのが原因だとして、三田労働基準監督署(東京)が労災認定していたことが7日、分かった。遺族代理人の川人博弁護士が明らかにした。認定は9月30日付。

 川人氏によると高橋さんは東大卒業後の昨年4月、電通に入社し、インターネット広告などを担当した。本採用となった10月以降、業務が増加し、11月上旬にはうつ病を発症したとみられる。12月25日、東京都内の社宅から投身自殺した。発症前1カ月の残業時間は月約105時間に達し、2カ月前の約40時間から倍増していた。

 母親の高橋幸美さん(53)=静岡県=は記者会見し「過労死が繰り返されないよう、企業の労務管理の改善と、国が企業に指導を行うよう強く希望する」と話した。』